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「里山活性化プロジェクト」

いつまでも住み続けられる環境づくり

五名 里山活性化プロジェクト ごみょう 東かがわ市

畑を荒らすイノシシ・サル対策のため、その原因となっている荒れた里山を整備しています。

整備に伴って出る木材は、しいたけの原木、薪、炭などに加工して販売しており、持続可能な活動体制を構築しています。狩猟で得たイノシシ・シカの肉は、丁寧に精肉しジビエ料理の食材として料理店などに販売。革は、レザー製品として新たな販路を見出しています。

「五名里山を守る会」では、東かがわ市五名の里山整備を推進するため、里山整備の技術習得から販売までの実践的研修を行い、複数の林業自立経営を目指す人材を育成してきました。

現在は二次募集の定員に達したため、林業研修生の募集は行っておりませんが、五名の林業で働く方たちの活動内容をご紹介いたします。

いままでの取り組み

五名里山を守る会では、1月より伐採作業が本格化しています。約30年前に切られた木が萌芽更新(切り株から芽が出て生長)してしいたけ原木や薪に適当な大きさに育ってきていています。先人達が2、30年周期で切ってきたバトンを繋いでいる最中ですが、現在の僕たちの切るペースでは1年で数反しか切れませんので、ここの場所を全て切り終わる頃には最初に切った場所はまた元通りになると思います。それに早く切っていかないと、まだ切られていない木はどんどん成長して薪部分が多くなりすぎたり、木に元気が無くなり虫が入ることで細菌感染してナラ枯れという症状がでてしまいます。
原木しいたけの原木、薪、炭いずれもなんとか需要に応えられている状況です。
山仕事にご興味ある方には、できる作業をご案内しますので、お問い合わせ下さい。

「村楽ブートキャンプ」林業女子会との研修会
 

​森林保全や林業に関心のある「林業女子会」の皆さんが五名へお越しになり、地域住民を交えた林業研修会が開催されました。

(平成28年11月29日~12月1日)

この企画は、ローカル人材を鍛える「村楽ブートキャンプ」と五名活性化協議会などが【五名里山活性化プロジェクト】の拡大に向けてタイアップしたもので、ヒノキの伐採体験や薪の乾燥方法、いのしし肉を使ったジビエ料理の講習などを通じて、地域住民との活発な意見交換が開催されました。

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